おすすめ度 ★★★★☆
読み聞かせ時間 約3分
あらすじ
ぼくがラーメン食べてるとき、となりでミケがあくびした
ミケがあくびしているとき、となりでみっちゃんが...
久しぶりの読み聞かせです。
前の記事「戦争と平和を考える絵本」で紹介した『ぼくがラーメンたべてるとき』を選びました。
「ラーメンを食べる」なんていう、普段のなんてことのない日常と同じ時間に、世界では困難に遭っている子供もいるというお話です。
正面切って平和を語るのではなく、考えさせられる絵本です。
内容をうまく伝えるのが難しい絵本なので、読む前に朗読教室で指導を受けました。「頭の中で距離感を掴んで、それを言葉にのせていくといい」ということで、そこを意識しながら読んでみました。最後の一文は倒れた男の子の周りに吹いていた風が、地球を回ってラーメンを食べている僕のところに吹いてきたという距離感を想像しながら、読んでみました。
前回読んだときは、男の子が倒れた場面で「寝てるの?」と言われてしまったのですが、今回は子供たちは真剣に聞いていたので、すこしは伝わったのかなあと思います。
楽しく盛り上がる絵本ではありませんが、大事なことを子供たちにもわかりやすく伝えられると思います。なので、☆は4つにしました。
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