おすすめ度 ★★★☆☆
読み聞かせ時間 約7分
あらすじ
卵みたいな形のたね、小さいたね...たねにはいろいろな形があります。庭にまいたたねはかぼちゃやマメになります。野原の種まきはどうやっているのでしょうか。
タイトルから「春の絵本かなあ」と思ったのですが、夏や秋、冬の絵もあり、どのシーズンでも大丈夫そうです。とりあえず、春のカテゴリーに入れていますが...
野草の種が風や太陽、雨や動物、そして人間によって運ばれていくことが、やさしい絵とわかりやすい文章で綴られています。
ストーリーがあるわけではないので、子供たちにはちょっと退屈だったかもしれませんが、ほとんどの子は集中して聞いていました。
特に、うさぎを狙うきつねの部分は「どうなるんだろう?」と、子供たちは真剣な表情でしたね。
自然について改めて考えさせられる絵本です。種まきの前に読むといいかもしれません。