おすすめ度 ★★★☆☆
読み聞かせ時間 約6分半
あらすじ
古くなった建物を壊すために集まった工事車たち。
クレーン車や平台トラックなど、みんなで力を合わせて解体工事を始めます...
今回は男子ばかりのクラスだとわかっていたため、この絵本を選びました。そういうと、ジェンダー批判に晒されそうですが、実際に5年以上読み聞かせを続けていて、女の子の好む本と男の子が好む本はあると感じています。
もちろん女子のいるクラスでこれを読むのはいいと思いますが、男子ウケがいい絵本であることは確かだと思います。逆に女子ウケの良い絵本は、男子は集中力が途切れてしまい、途中で視線がキョロキョロし始めるのがよくわかります。
前置きが長くなりましたが、ダイナミックにビルを壊す様子にみんな興味津々でした。
読む前には「機関車トーマスみたいな絵本だよね」と言っていたのに、途中から「誰が運転してるのかな?」という疑問を持ったりして、面白かったです。絵は擬人化しているので、車自体が動いているとわかるはずですが...。
建物の解体が終わったら、おしまいと思っていた子供たちは、続きがあったので「まだあった!」とびっくり(喜び?)していました。
対象の性別がはっきりしていることと、工事車両の専門用語があって、子どもたちにわかりにくい部分もあったので、★は3つにしました。
ダンプカーなどが好きな子どもさんにプレゼントすると喜ばれると思います。