Small Moon のおはなし会ラボ

読み聞かせ大好き!絵本に関する情報を交換しませんか?

読み聞かせ絵本 『ニンジンジン』

おすすめ度 ★★★★☆
読み聞かせ時間 約5分
あらすじ

にんじんみたいだけど足があるニンジンジン。

二匹のウサギが狙っていますが...

 

とっても楽しい絵本です。

文章が五・七調になっていて、すごくリズミカルです。

途中から、合いの手を入れてくれる子供もいました。

内容も突拍子もなく、途中で子供たちは「えーっ!」とか「マジか」と大ウケ!

ここでは詳しい内容は省きますので、ぜひ読んでみてください。

久しぶりに楽しい絵本に出会いましたが、あまりにもリズミカルであるがゆえに、この読み方でいいのか? ちょっと疑問に思っています。

ということで★は4つです。

いずれ朗読教室で読み方のチェックをしてもらわないといけないな。

読み聞かせ絵本 『きょうりゅうバスでとしょかんへ』

おすすめ度 ★★★☆☆
読み聞かせ時間 約7分
あらすじ

図書館のお話の時間に間に合うように、ミミとココとフェイフェイはきょうりゅうバスに乗って、図書館へ向かいます。

きょうりゅうくんは図書館に入れません。

お話のおばさんが「赤ずきんちゃん」の絵本を読み始めますが...

 

台湾の作家さんの絵本です。

絵がかわいいし、絵本のサイズ感も読み聞かせにピッタリです。

ストーリー性がしっかりある絵本なので、ほとんどの子が真剣に聞いていました。

でも、ちょっと物語が平板だったのか、いざこざを起こす子がいて、先生に外に出されてしまいました...

もう一つの難点は、絵に文字を合わせたのか、イラストチックな文字で、ちょっと読みにくかったです。

ということで、★は3つにしました。

「みんなは図書館好きかな?」って聞くと、ほとんどの子がうなずいていました。図書館好きの子がたくさんいるのは嬉しいことですよね。

読み聞かせ絵本 『ふんがふんが』

おすすめ度 ★★★★☆
読み聞かせ時間 約1分半
あらすじ

ふんが ふんが

 

ゴリラの行動がユーモアのある絵で描かれています。

文章はなんと「ふんが」しかありません!

でも子供たちは大喜びで、すごく盛り上がりました。

ゴリラっていうだけで、なんであんなに子供は喜ぶんでしょうね。その子供の心理をうまくつかまえた絵本だと思います。

ちょっとした謎かけのような絵もあり、とても楽しい絵本です。

「ふんが」という言葉しかないのは、読み手にとって、じつはとっても難しいんですが、初心者の方はあまり深く考えることなく、楽しく読めればいいかなと思います。

ちょっと気になったのは、「〇〇くんだ!」とイジリのような言葉があったこと。そこまで気にしなくてもいいのかもしれませんが...。

ということで★は4つにしました。

時間も短いし、クラスの読み聞かせに常備しておいても良い一冊です!

読み聞かせ絵本 『おすしがふくをかいにきた』

おすすめ度 ★★★☆☆
読み聞かせ時間 約2分
あらすじ

おすしが服を買いに来ました。「トロにしようかな?」

でもやっぱり...

 

ミニチュア作家として有名な田中達也さんの写真絵本です。

この本も田中さんの「見立て」ワールドが全開です!

いつも使うこんな道具が、こんなものに!と驚きと発見の連続です。

個人的には、レタスの波が好きです。

ただ、残念ながら、クラス単位の読み聞かせでは細かいところまで見せきれず、この絵本の良さの10%も伝えきれませんでした...

ユーモア感はわかってもらえたようなので、★は3つにしました。

ご家庭でじっくり読むには、とても面白い絵本なので、ぜひ手に取っていただきたいです。

読み聞かせ絵本 『14ひきのひっこし』

おすすめ度 ★★★☆☆
読み聞かせ時間 約5分
あらすじ

おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、兄弟10ぴき、みんなで森の奥へ引越しだ!

 

とてもすてきな秋らしい絵の絵本です。

絵を邪魔しないように、下の部分に文章があって、とても読みやすいです。

お話というより、ちょっとゲーム感覚です。

ところどころのページに「しりもちつきそうなのはだれ?」などのクイズみたいな文章が出てきます。

表紙に全部の家族の絵があるので、よく見ればわかるのですが、クラスの読み聞かせでは「見えない!」という子が続出で、ちょっと大変でした。

ビックブックがあればいいのですが、ないようですね...。

クラスでの読み聞かせには向かないのと、ビックブックがないのがマイナスポイントで、★は3つにしました。

でも、おうちでじっくり見るのには、とってもおすすめの絵本ですよ!

 

読み聞かせ絵本 『いつもだれかが』

おすすめ度 ★★☆☆☆
読み聞かせ時間 約5分
あらすじ

おじいちゃんはいつもお話をしてくれる。

「わしは広場を通って学校へ行っていた...」

 

おじいちゃんが孫に自分の人生を語る絵本です。

といってもそれほど長いお話ではありません。

おじいちゃんの語りと絵の天使(?)の意味がわかると深い内容ですが、一回見ただけの子供たちにわかったかどうか...?

あと、ドイツの作家だということもミソなのですが、これも子供たちには難しかったかもしれません。

深いところまでは理解が及ばなかったとしても、戦争があったことや食べるものがなかったところの部分は子供たちの心にも刺さっているようで、真剣に見入っていたのが印象的でした。5年生という高学年だったこともよかったのではないかと思います。

いろいろと知識がないと、この絵本の本質には迫れないということで、一回だけの読み聞かせには向かないかもしれません。

ということで★は2つにしました。

じっくりと家庭で楽しんでほしい絵本です。

読み聞かせ絵本 『こぐまのともだちはどこ?』

おすすめ度 ★★☆☆☆
読み聞かせ時間 約5分
あらすじ

ひとりぼっちの黒クマくんは、友達を探しに出かけました。

そのときに現れた茶クマくんと一緒に友達を探しに行くことになりましたが...

 

とってもほのぼのする内容と絵の絵本です。

クマたちがとってもかわいいんです。

でも、内容は深いですね。大事な人はすぐ隣にいるってこと。

大人のほうが、感じるところは多い絵本かもしれません。

内容や絵の感じから、3年生で大丈夫だろうと思ったのですが、ストーリーが平板なせいか、ざわざわしてしまいました。

次にまた読みたいなという気分にはならなかったので、★は2つにしました。

癒されたい大人におすすめかもしれません。