読み聞かせ絵本 『でっこりぼっこり』

おすすめ度　★★★★☆
読み聞かせ時間　約3分
あらすじ

ちきゅうに足の形のでっぱりができました。

これはきょだいじんのあしあとなのです。

きょだいじんがマラソンをはじめたために、ぼっこりと穴があき、地球の反対側ではでっこりと地面がもりあがりました。

地球を半分回ってきたきょだいじんは自分のでっこりあしあとを踏みつけながら、マラソンを続けますが...

 お話もナンセンスで面白いですが、絵も面白いです。

特にきょだいじんが地球を半周して現れた部分では、某アニメのびよーんと伸びる場面を想像するようで、子どもたちは大喜びです。（前半ではきょだいじんはまったく出てきません）

セリフも黒い動物（何なのかは不明ですが、なんとなくアヌビスに似ています）の独白なので、声色を変える必要もなく、読みやすい絵本です。

ラスト２ページは文がないのですが、絵だけでもけっこう受けます。

爆笑...というほどではないので、★は４つにしましたが、時間も短いので隙間を埋めるのには最適です。

教室にいた先生の感想は「みんなもぼっこりしたところには、気をつけてね」でした（笑）

でっこりぼっこり [ 高畠那生 ]