おすすめ度 ★★★★☆
読み聞かせ時間 約3分半
あらすじ
うさぎがとなりのねこを遊びに誘いますが、ねこは魔女のおまつりにおよばれしていました。
うさぎもいっしょに行きたがって、泣いてしまいます。
それを見たねこはかわいそうに思って、うさぎをねこに変装させます。
うさぎは魔女まつりに行けましたが、風がふいて、ぼうしが脱げて、魔女に見つかって……
せなけいこさんといえば『ねないこだれだ』で有名ですね。貼り絵の独特なタッチがすてきな作家さんです。
めがねうさぎは女の子ですが、この本に登場するうさぎは男の子でした。
魔女にバレないように変装させるところでは「ねこはやさしいね」、魔女に見つかりそうになったときには「バレる!」「見つかる!」と子どもたちはハラハラドキドキしながら見ていました。
最後にうさぎは助かりますが、思わず「え〜っ!」と子どもたちは声をあげていました。
この絵本はタイトルはハロウィン仕様で、中身も途中まではハロウィンなんですが、最後はお月見が出てきます。
ハロウィンのあとにお月見なので、ちょっとおかしな感じです。読み聞かせ時期に迷ってしまいますね。ということで、★は4つにしました。
でも、内容的には楽しい絵本で、時間も短いので、読み聞かせには向いている一冊です。