おすすめ度 ★★★★☆
読み聞かせ時間 約10分
あらすじ
ある日、たべものやさんに「しりとりたいかい」開催の案内が来ました。
お寿司屋さん、パン屋さん、ケーキ屋さん、レストラン、八百屋さん、果物屋さん、ラーメン屋さんから出場する食べ物が集まってきました。
でも、しりとりだから、参加できない食べ物もあり、しょんぼりと帰っていきます。
さて、最後に優勝した食べ物は……
ユーモア食べ物絵本といえば、シゲタサヤカさんでしょう。
内容確認のために自分で読んだときに、あまりの面白さに噴き出してしまいました。
2回目に読んだときにも笑ってしまったので、がんばって笑わないように練習しました。
食べ物の名前がたくさん出てきますが、一つずつ読んでいると子供たちが手を挙げ始めました。どうやら好きな食べ物に手をあげているようです。読み手が何も言わなくても、本の世界に参加しているのですね。
しりとりたいかいだから、「ん」が付く食べ物は帰らなくちゃいけないわけで、たいへんなことになったお店に「わーっ」と叫んで、「どうなるんだろう?」と興味津々でした。
最後はあっと驚く大どんでん返しです。子供たちも大喜びでした。
食べ物を一つずつ読みあげるのがちょっと大変だったので、★は4つにしました。そのほかは文句なしです。
シゲタサヤカさん絵本デビュー作の『まないたにりょうりをあげないこと』も読み聞かせにぴったりです。
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