おすすめ度 ★★★☆☆
読み聞かせ時間 約6分
あらすじ
お気に入りの服がやぶれちゃった。でも違う服を着るから大丈夫。それにしてもカラスは黒くてかわいそう...
今風の言葉で言えば、人はカラスをディスり、カラスはカメをディスり、カメはモグラをディスり...というお話です。
でも、嫌な感じはしないんです。なぜなら、それぞれが自分のいいところを知っていて、それを誇っているからです。
最後の「人にあれこれいわれても気にしない。自分のことは、自分がいちばんよくわかってるんだもん!」という言葉が響きます。人の目を気にしてしまいがちな世の中ですが、「自分は自分」というメッセージが力強いですね。
子供たちも真剣に聞いてくれました。でもちょっと繰り返しが多くて退屈な子もいたようです。なので星は3つにしました。
この本は最後にクイズがあります。コロナ前のように子供たちが絵本の前に集まってくるスタイルなら、ゆっくりと絵を見せてクイズも楽しんでもらいたいところですが、現在は授業と同じ着席スタイルのため、無理ですね。
家庭でこの本を楽しむときは、ぜひクイズにもチャレンジしてみてください。
ちょっと難しかったので、私は答えを見てしまいました...
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