おすすめ度 ★★☆☆☆
読み聞かせ時間 約13分
あらすじ
私たちが顔を洗ったり、飲んだりする水。
水とはいったいどういうものなのでしょうか?
水の性質について、わかりやすい文章で説明している一冊です。
とはいえ、読むにはなかなか手強かったです。
ちょっとまわりくどい文章や、読みにくい箇所もあり、相当な練習を必要とします。
文字を追ってるだけでは聞き手に伝わらないので、自分なりにしっかりと意味を理解しなければならないので、けっこうしんどかったです。
子供たちに伝わるかな、と心配になりましたが、意外にも真剣に聞いていました。
最初は水が蒸発して水蒸気になる、とか、水を冷やすと氷になるとか、5年生になると当たり前に知っていることなのか、退屈そうにしている子がけっこういました。
しかし、終盤になって、地球にとって水がどんな働きをしているかの部分になると、本当に食い入るように聞いていましたね。ちょっと驚きでした。
途中で、クラゲがほとんど水でできていることを示す絵があるのですが、そこも結構驚きのポイントだったようです。
反応は悪くなかったのですが、高学年限定になること、読みにくい部分があることなどから★は2つにしました。
しかし、理科が苦手な子になんらかの興味を示してもらうには、おすすめしたい絵本です。クラスでの読み聞かせというよりは、家庭に置いておいたり、図書館で借りて親子で読むのがいいかもしれません。
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