おすすめ度 ★★★★☆
読み聞かせ時間 約7分
あらすじ
森の中に3びきのくまが住んでいました。
森のはずれに女の子が住んでいました。
ある日、女の子は森の中のくまの家に入り、おかゆを食べたり、いすに座ったりします...。
イギリスの民話です。
この絵本にも昔話のパワーがありました。
ストーリーだけ追っていくと、なんてことないお話なんですが、子どもたちは「次はどうなるんだろう?」と真剣に聞き入っていました。
女の子がベッドで眠っている窓の外にくまが帰ってくるところが小さく絵になっているのですが、それを見て「くまが帰ってきた!」とドキドキしていたのが手に取るようにわかりました。
「読み聞かせは感情を込めずに淡々と読むべき」という意見もあって、個人的には同意しかねるのですが、この本に関してはその意見にも一理あると思いました。
淡々と読むほうが子どもたちの想像力を掻き立てる絵本なので、読み聞かせ初心者にもおすすめです。
大きく盛り上がったわけではないので、★は4つですが、初めて読み聞かせをする人にはかなりおすすめです。読み聞かせの醍醐味を感じられる絵本です。
3びきのくま新装版 イギリス民話 [ バーナデット・ワッツ ]
- 価格: 1430 円
- 楽天で詳細を見る