おすすめ度 ★★★☆☆
読み聞かせ時間 約12分
あらすじ
きらいな人は石につまづいて転べばいいのに。
いやなことがあった日には、全然関係ないことをしたりしてみる。
ヨシタケシンスケさんの絵本です。
1年生にはちょっと難しいかなと思い、高学年の読み聞かせ日までとっておきました。
今回は6年生への読み聞かせです。
いつもの読み聞かせだと子どもたちは床に座って絵本を聞くのですが、6年生は授業と同じように席についています。
ヨシタケシンスケさんを知っている子だけでなく、この絵本を知っている子もいました。
もうすぐ卒業する6年生にとって、嫌なことや嫌いな人と遭ってしまったときの自分の心の対処法をユーモアを交えて伝えてくれるこの絵本が何かのヒントになってくれたら、と思って選びました。主人公の女の子はランドセルを背負っているので、子どもたちが親近感を持って聞いてくれてたら嬉しいのですが。
わあーっと笑えるユーモア絵本ではないですが、ちょっとクスッとするところもあり、そしていろいろと考えさせられる内容です。
大人にもおすすめです。
読み終わった後、先生からも「道徳との関連もありましたね」と言われたので、授業スタイルでの読み聞かせ形式には合う本かなあと思いました。
盛り上がり度には欠けたので★は3つにしましたが、生きるうえでのヒントをもらえる一冊です。高学年におすすめです。
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