たまに読み聞かせをするなら、自分の手持ちの本やお気に入りの絵本でいいんですが、毎週のように読み聞かせをしていると、だんだんと読む絵本の駒が少なくなっていきます。
というわけで、今回は選書のときに便利なサイトや、選書のヒントをご紹介します。
ネットで調べるには絵本ナビ
いわずと知れた絵本の総合サイトとも言えるでしょう。
「読み聞かせ 夏」などと検索すれば、たいてい絵本ナビのサイトが出てきます。
編集部のおすすめ絵本として、あらすじと表紙が出てきます。絵本によってはためしよみができるのが嬉しいですね。
私も何年か活用させていただいているのですが、長く使っていると「これは読んだな...」という絵本が多くなってきます。
紹介される絵本の入れ替えがそれほど頻繁ではないので、それがちょっと難点ですが、良い作品がテーマごとに網羅されているので、必ずチェックしておきたいサイトです。
「絵本ナビ」公式サイト
図書館に行く
図書館に行けば、児童の本を扱っているコーナーがあるはずです。
でも、本棚の絵本を一冊ずつ見ながら読み聞かせ絵本を探すのは大変ですよね。
そんなときは、カウンターまわりや本棚の上などを見てみましょう。新刊や季節に合わせた絵本が展示されていることがあります。
また、図書館司書のみなさんは本のプロなので、「こんな本が読みたいんだけど」とか、「小学校低学年に読み聞かせるにはどんな本がおすすめですか?」などと質問してみるのもいいと思います。
なるべく具体的に質問するといいですね。
- 対象年齢
- 読み聞かせの持ち時間
- 読み聞かせの時間帯
- 読み聞かせる人数
最低でもこのくらいは伝えると、読み聞かせの場をイメージしやすくなって、司書さんが絵本を選びやすくなるはずです。特に対象年齢は大事です。
新聞やテレビから
新聞を読んだり、テレビを見たりしていると、絵本が紹介されることがあります。
いわゆるベタな絵本の紹介もありますが、新しく販売された絵本の宣伝を兼ねて紹介されることもあります。
出版社の足を引っ張るわけではありませんが、それをすぐに購入するのはお勧めできません。
まずはメモを取っておきましょう。そして、ある程度溜まった段階で、図書館に貸し出し予約を入れます。最近の図書館は、ほとんどネットで予約できるので便利ですね。
できれば貸出数MAXまで予約を入れておきます。
実際にはそんなに読めませんが、実際に借りてみると「ちょっと違うな〜」ということもあります。
私の場合は、絵本ではなく児童書だったり、図鑑のような絵本で読み聞かせには向かない、季節に合っていないなど、10冊のうち半数以上はすぐに読まない絵本になります。また持ち時間の関係で、10分近い本は1冊しか読めません。
読み聞かせに向かない児童書などはともかく、季節的に合わない絵本はカテゴリー分けしてメモに残します。
春夏秋冬の季節分けはもちろん、節分、遠足、運動会などの行事ごとに分けておくと、次にその行事になったときにすぐに選ぶことができるので便利です。
いかがでしたか?
読み聞かせは自分の好きな絵本を読むのが一番ですが、違うジャンルや新しい絵本に挑戦してみたい!というとき、絵本選びの参考にしてみてください。