おすすめ度 ★★★★☆
読み聞かせ時間 約4分
あらすじ
ある星へやってきた宇宙飛行士。
「ここに宇宙人はぜったいにいる」と信じてやってきたけれど、星には何もない。
おみやげに持ってきたチョコレートケーキも無駄になりそう。
けれど、花を見つけたことで、すばらしい冒険になったと思って帰っていく。
帰りの宇宙船で、花のそばで見つけたチョコレートケーキの箱をあけて、ケーキを食べようとしますが...
宇宙飛行士だけは宇宙人が見えないんです。
「宇宙人はいないのか...」という宇宙飛行士のセリフに「後ろにいるのに!」「宇宙人に登ってる!」とか、子どもたちは楽しそうです。
独白調のセリフで、登場人物も一人なので、声色を変えたりする必要もないので、読み聞かせはやりやすいです。
個人的にはとっても好きなお話ですが、子どもたちがめちゃくちゃ湧く感じではなかったので、★は4つです。でも比較的短い時間で読めるので、隙間の読み聞かせにはとてもおすすめの一冊です。
翻訳絵本ですが、不自然な日本語もなく、すらすらと読めますよ。
最後に見返しのところに宇宙人のセリフがあるので、お忘れなく。