読み聞かせ絵本 『うみへいったちいさなカニカニ』

おすすめ度　★★★★☆
読み聞かせ時間　約８分
あらすじ

岩のくぼみにすんでいる小さなカニカニと大きなカニカニ。

ふたりは初めて海へ出かけます。

初めて海を見た小さなカニカニはちょっと怖がりますが...

色紙を貼り付けたような絵がとても印象的です。

「カニじゃなくて、カエルみたい」と言った子もいましたが...（笑）

波が来るところは子供たちも楽しかったようで、「高い波がくる〜」と言ったり、波が来た時の音「ドバシャーン」では大笑いでした。

カニカニたちの冒険に「どうなるんだろう？」というワクワク感があったようで、絵本に見入っていました。

「おもうに」という言葉が繰り返し出てくるのですが、下読みをしていたときにはピンと来なかったです。普段、会話では使わないような言葉なので、全体のバランスを崩す言葉だな、と。もう少し良い訳語があるんではないかと思っていました。

けれど実際に読み聞かせてみると、「おもうに」と呟いている子もいたので、効果的な言葉だったのかなと感じました。

全体的に楽しい絵本でしたが、少し集中していない子もいたので、☆は４つです。

うみへいったちいさなカニカニ [ クリス・ホートン ]